国際規格「ISO15883」に準拠した高性能洗浄自動洗浄システムを導入し、治療器具に付着した血液やタンパク質も確実に分解洗浄します。
洗浄・除菌・乾燥を連続で行い、さらに滅菌へと移行できるため、感染症対策に大きな力を発揮します。

ヨーロッパで定められた基準EN13060のクラスB滅菌レベルをクリアした機械です。
薬剤を使わず、水と圧力と熱で滅菌するため、薬品が残るといったリスクを回避できるというメリットもあります。機械内を真空にすることで、中が空洞の機械の内面まで確実に滅菌できるようになっています。
医療用高温洗浄機で洗浄後、DACプロフェッショナルで滅菌しています。現時点で最強・最高レベルの洗浄・滅菌システムです。
(クラスBが現時点の最高ランクで、その下がクラスS、更にその下にクラスNと続きます)

歯科用ハンドピース（治療用ドリル）は治療の時に使用し、器具の内部には血液や唾液が付着し、通常の洗浄では汚れをとるのがとても困難です。
当院ではシロナ社製DACユニバーサルを患者さまの使用毎に使用し、精製水で機械の内部を完全に洗浄・滅菌し、外部を徹底的に洗浄しています。これにより内部まで確実に滅菌された器具で、治療を行うことができます。

治療中には唾液や血液、歯を削る、入れ歯を削る、修復物を削る際に粉塵などが飛散しやすく、それらにはウイルスや細菌が含まれている可能性があります。
全てのユニットに口腔外バキュームを設置しており、汚れた空気を瞬時に吸い込み、診療室内を清潔に保つことで院内感染リスクを低減させます。

EO水(Electrolyzed-Oxidizing-Water)とは、 お水に食塩を微量添加した食塩水（NaCl濃度0.1％以下）を有隔膜式電解槽内で電気分解することにより、陽極側から得られる次亜塩素酸（HClO）を主成分とする強酸性（ph 2.5）、酸化電位1100mVとなった殺菌水です。
EO水は殺ウイルス作用と殺菌作用がありますが、薬品による消毒とは違い、人や環境には優しいという特徴があります。
以上のことから、当院では、殺菌・滅菌作業にはEO水を使用し、院内の清潔化を図っています。

グローブ、紙コップ、エプロン、ブラッシング指導の歯ブラシなどは使い捨てです。滅菌パックの使用とディスポーサブル
手袋は患者様毎に交換・破棄を徹底し、滅菌された治療器具は、使用する直前に開封します。